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2017年03月21日 Rev.05


S1985 MSX−SYSTEM2
(MSX2用システムLSI)

※ 今後の更新はアットウィキのほうに移行します。

1.概要

 MSX2以降で使用されているS1985 MSX−SYSTEM 2のピンアサインを記載する。
 S1985 MSX−SYSTEM2は、MSX2仕様に基づき拡張性を考えたメモリコントロール、VDP、キーボード、プリンタ、汎用入出力ポート等の周辺制御、および時計用リアルタイムクロックとSSG、1ビットサウンドポート(BEEP音)を内蔵する。

 
2.仕様

 ・スロット制御はスロット0、スロット3を同時に拡張することが可能
 ・マッパ機能は最大512KBまで可能
 ・MSX2標準クロック機能内蔵。
  リアルタイムクロック リコー RP5C01相当
  バックアップRAMを16bytes内蔵
 ・ビットマップ機能としてファグランド、バックグランドカラーリード用レジスタを内蔵
 ・DRAMリフレッシュはRASオンリリフレッシュとヒドンリフレッシュを選択可能
 ・VDPセレクト信号出力
 ・キーボード用インターフェイス内蔵
 ・2系統のジョイスティックポート(汎用入出力ポート)用インターフェイス内蔵。
 ・SSG(YAMAHA YM2149相当品)内蔵(ただし、クロック分周選択信号は無し)
  発音域    8オクターブ
  発音系列  3系統の矩形波と1系統ノイズ
  エンベロープコントロール制御 5ビット
  D/Aコンバータ         5ビット
 ・カセットインターフェイス内蔵
 ・プリンタ双方向モード対応
 ・SiゲートCMOSプロセス
 ・0.65mmピッチ100ピンプラスチックフラットパッケージ(QFP) 

3.ピンアサイン

4.S1985の外観


(松下 FS−A1の実装例)


(SONY HB−F1XDJの実装例)

5.端子機能
 
端子名称
端子番号
入出力
端子機能
AVSS
サウンド用 アナログGND
PPISND
PPI サウンド信号出力(1ビットサウンドポート出力)
MA18/KBDIR
マッパアドレス信号出力またはキーボードバスディレクション信号出力
どちらの信号を出力するかの選択は、RESET#信号アクティブ時にX5#信号を”L”レベル、または”H”レベルにすることにより決定する。
MA17〜MA14
4〜7
マッパアドレス信号出力
VDPCW#
VDP ライト信号出力
VDPCR#
VDP リード信号出力
AB15
AB14
AB7〜AB0
10
11
12〜19
CPUアドレスバス入力(10ビット)
DB7〜DB0
20〜27
I/O
CPUデータバス入出力
RSEL#
28
拡張スロット指定レジスタコントロール信号入力(プルアップ抵抗内蔵)
KANJI#
29
漢字ROMセレクト信号出力
CLOCK(ΦIN)
30
クロック入力(3.579545MHz)
DVSS
31
0V GND
M1#
32
CPU M1サイクル信号入力
RFSH#
33
CPU リフレッシュ信号入力
MREQ#
34
CPU メモリリクエスト信号入力
IORQ#
35
CPU I/Oリクエスト信号入力
RD#
36
CPU リード信号入力
WR#
37
CPU ライト信号入力
WAIT#
38
CPU ウェイト信号出力(オープンドレイン出力)
RAS#
39
DRAMインターフェイス RAS#信号出力
VDD
40
電源 +5V
MPX
41
DRAMインターフェイス アドレスマルチプレクス信号出力
CAS#
42
DRAMインターフェイス CAS#信号出力
WE#
43
DRAMインターフェイス WE#信号出力
CS1#
44
ROMセレクト アドレス4000H〜7FFFH領域選択信号出力
CS2#
45
ROMセレクト アドレス8000H〜BFFFH領域選択信号出力
CS12#
46
ROMセレクト アドレス4000H〜BFFFH領域選択信号出力
SLT0#/00#
47
SLOT#0−x、またはSLOT#0−0セレクト信号出力
SLT01#
 48 
SLOT#0−1セレクト信号出力。
SLT02#/CS0#
49
SLOT#2−x、またはROMセレクトアドレス0000H〜3FFFH領域選択信号出力。
どちらの信号を出力するかの選択は、RESET#信号アクティブ時にX3#信号を”L”レベル、または”H”レベルにすることにより決定される。
SLT03#/CS01#
50
SLOT#0−3、またはROMセレクトアドレス0000H〜7FFFH領域選択信号出力。
どちらの信号を出力するかの選択は、RESET#信号アクティブ時にX3#信号を”L”レベル、または”H”レベルにすることにより決定される。
SLT1#
51
SLOT#1−xセレクト信号出力
SLT2#
52
SLOT#2−xセレクト信号出力
SLT3#/SLT30#
53
SLOT#3−xまたはSLOT#3−0のセレクト信号出力
SLT31#
54
SLOT#3−1セレクト信号出力
SLT32#
55
SLOT#3−2セレクト信号出力
SLT33#
56
SLOT#3−3セレクト信号出力
FWD1
57
汎用入出力ポート1(ジョイスティックポート1) FWD信号入力(プルアップ抵抗内蔵)
BACK1
58
汎用入出力ポート1(ジョイスティックポート1) BACK信号入力(プルアップ抵抗内蔵)
LEFT1
59
汎用入出力ポート1(ジョイスティックポート1) LEFT信号入力(プルアップ抵抗内蔵)
RIGHT1
60
汎用入出力ポート1(ジョイスティックポート1) RIGHT信号入力(プルアップ抵抗内蔵)
TRGA1
61
I/O
汎用入出力ポート1(ジョイスティックポート1) TRIG−A信号入出力(プルアップ抵抗内蔵)(オープンドレイン出力)
TRGB1
62
I/O
汎用入出力ポート1(ジョイスティックポート1) TRIG−B信号入出力(プルアップ抵抗内蔵)(オープンドレイン出力)
STB1
63
汎用入出力ポート1(ジョイスティックポート1) ストローブ1信号出力
FWD2
64
汎用入出力ポート2(ジョイスティックポート2) FWD信号入力(プルアップ抵抗内蔵)
BACK2
65
汎用入出力ポート2(ジョイスティックポート2) BACK信号入力(プルアップ抵抗内蔵)
LEFT2
66
汎用入出力ポート2(ジョイスティックポート2) LEFT信号入力(プルアップ抵抗内蔵)
RIGHT2
67
汎用入出力ポート2(ジョイスティックポート2) RIGHT信号入力(プルアップ抵抗内蔵)
TRGA2
68
I/O
汎用入出力ポート2(ジョイスティックポート2) TRIG−A信号入出力(プルアップ抵抗内蔵)(オープンドレイン出力)
TRGB2
69
I/O
汎用入出力ポート2(ジョイスティックポート2) TRIG−B信号入出力(プルアップ抵抗内蔵)(オープンドレイン出力)
STB2
70
汎用入出力ポート2(ジョイスティックポート2) ストローブ2信号出力 
CAPS#
71
CAPSロック LED信号出力(オープンドレイン出力)
KANA#
72
かなロック   LED信号出力(オープンドレイン出力)
X0#〜X7#
73〜80
キーボードマトリクスデータ信号入力。また、X1#〜X3#、X5#〜X7#はRESET#信号アクティブ時に下記の機能を選択できる。

X1#信号:
 ”L”:スロット0を拡張する。
 ”H”レベルかつX3#信号を”H”レベルとした場合、SLOT0を拡張スロット無しに設定する。

X2#信号:
 ”L”:DRAMリフレッシュ方法をRASオンリリフレッシュに設定する。
 ”H”:DRAMリフレッシュ方法をヒドンリフレッシュに設定する。

X3#信号:
 ”L”:SLT30#/CS01#端子とSLT02#/CS0#端子に、それぞれスロットセレクト信号出力(SLT30#、SLT02#)を設定する。
 ”H”:SLT30#/CS01#端子とSLT02#/CS0#端子に、それぞれROMアドレスセレクト信号出力(CS01#、CS0#)を設定する。

X5#信号:
 ”L”:MA18/KBDIR端子に、マッパアドレス選択信号出力(MA18)を設定する。
 ”H”:MA18/KBDIR端子に、キーボードディレクション信号出力(KBDIR)を設定する。

X6#信号:
 ”L”:キーボードのかな配列をJIS配列に設定する。
 ”H”:キーボードのかな配列をASCII配列に設定する。

X7#:
 ”L”:VDPリードおよびライト時に1ウェイト挿入する。
 ”H”:VDPリードおよびライト時に1ウェイト挿入しない。

YA〜YC
81〜84
キーボードマトリクス駆動信号出力
RESET#
85
リセット信号入力(プルアップ抵抗内蔵)。また、リセット時にはX1#〜X3#、X5#〜X7#信号
にて機能の選択、設定を行う。
BVSS
86
時計用 バックアップ用電源
ALM#
87
時計用 アラーム信号出力
XOUT
88
時計用 水晶(32.768KHz)出力
XIN
89
時計用 水晶(32.768KHz)入力
VDD
90
電源 +5V
PDIR
91
プリンタポート ディレクション信号出力(プリンタポート双方向モード)
PRD#
92
プリンタポート リード信号出力
PWR
93
プリンタポート ライト信号出力
PSTB#
94
プリンタポート ストローブ信号出力
PBUSY
95
プリンタポート ビジー信号信号入力
CMI
96
カセットインターフェイス リード信号入力
CMO
97
カセットインターフェイス ライト信号出力
REM
98
カセットインターフェイス リモートコントロール信号出力
SSGSNDL
99
SSG L−ch音声出力
SSGSNDR
100
SSG R−ch音声出力

6.履歴

 2017.03.21 Rev.05 訂正(誤:50番ピン X5#信号を→正:X3#信号を)
                   訂正(誤:63番ピン ストローブ信号出力→正:ストローブ1信号出力)
                   訂正(誤:70番ピン FWD信号入力→正:ストローブ2信号出力)
 2006.04.22 Rev.04 バックアップRAM容量誤記訂正(16KB→16bytes)
 2002.01.15 Rev.03 (HB−F1XDJ(MSX2+)実装のS1985の写真写真追加
 2002.01.13 Rev.02 FS−A1(MSX2)実装のS1985外観写真追加、X1#〜X3#、X5#〜X7#リセット時の設定追加
 2002.01.13 Rev.01 新規作成
 

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