2001/03/13 Rev.2
Palm WorkPad30Jのメインメモリ8MB化
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 本記載内容を行うと販売店やメーカーからの保証は効かなくなるだけでなく,修理サポートも 拒絶される可能性があります。また不具合,故障を誘発したとしても当方は一切責任はとれません。あくまで個々の責任において 行ってください。

1.はじめに

 WorkPad 30J(8602-30J)の8MB化については他のサイトで改造記事があったのですが、それを参照すると初期の状態から既にジャンパーの設定が異なり、そのサイトの通りジャンパーを設定しても成功しませんでした。そこでいろいろ配線を追っているうちに動くようになりました。おそらく基板レビジョンの違いと思われます。
 ということで、別の事例として8MB化に成功しましたので紹介します。

2.方法

 標準で搭載されているDRAM 2個を取り外し、64MビットEDO-DRAM(TC5165165AFTS-50またはBFTS-50) 1個に載せ換え、ジャンパーを設定し直します。

3.詳細

 今回成功した30Jの基板は下記のような形番号および基板番号、ロットでした。これと異なる物では正しく動作しない可能性があります。

 形番:IBM WorkPad 8602-30J
 基板形番:171-0014 REV.B
 (参考)基板UL認証コード:台湾のプリント基板メーカー E&E(ELEC-3 E3330DM UL 94V-0)
 (参考)基板ロットNo.:ELEC30-03A 2099
 (参考)二次元バーコード横の記載文字:10E715 U97BF0

 下記のジャンパーに設定し直します。
 なお、チップ部品の番号が読みにくいので、写真を参考にしてください。
 チップ抵抗の実装パターンを示すRxx(xxには番号が入る)にジャンパー(0Ω抵抗)を付けます。

 変更点は下記の通りです。

 1)R4のチップ抵抗を外す。
 2)R55のチップ抵抗をR64へ移動(チップ抵抗を移動しなくても、はんだでジャンパーしてもOK)
 3)R56のチップ抵抗をR54へ移動(チップ抵抗を移動しなくても、はんだでジャンパーしてもOK)
 
 上記をまとめると、最終的に下記のジャンパーが施されていればOKです。

 R30(初期状態のまま)、R14(初期状態のまま)、R64、R54
 

写真をクリックすると、拡大写真を表示します。


 
初期状態1

 フラックスでベトベトにしてしまったので見にくいです。
 この写真にあるDRAMは、標準で実装されていたものです。

初期状態2

 

DRAM載せ換え後の写真

チップ抵抗の詳細

関係するチップ抵抗の実装部分と変更点を赤枠で囲っています。

東芝のEDO-DRAM TC5165165AFTS-50に載せ換えた例。

R30、R14、R64、R54を接続します。また、U5を取り外します。

完成

 
 
 

4.更新履歴

 2001.03.13 Rev.2 R5を繋ぐと6MBになってしまうため、R5を未接続とするように修正。
 2001.03.12 Rev.1 新規掲示



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