プレステのピックアップ載せ変え
  

2000/12/23 Rev.1
プレステ修理事例集
SCPH−5500への旧ピックアップの取り付け


 この修理事例を行うと、販売店やメーカーからの保証は効かなくなるだけでなく,修理サポートも 拒絶される可能性があります。また不具合,故障を誘発したとしても当方は一切責任はとれません。あくまで個々の責任において 行ってください。



1.はじめに

 ピックアップユニット(ピックアップ)交換時は、機種によってフレキシブルプリント配線板(フレキ)の長さが異なったり、ピックアップが筐体との高さに合わず、CDをはめ込むときに軸がへこむなどの難点があります。
 これらについて対策を記載します。

 
1)SCPH−3000のピックアップをSCPH−5500本体に載せる場合

 写真はSCPH−3000と5500のピックアップ外観で違う部分を赤丸で囲っています。

 これらの違いはありますが、高さを合わせるに必要なのはこの写真のうちA部とB部だけです。


SCPH−3000のピックアップ

SCPH−5500のピックアップ
2)ピックアップを横から見た場合

 赤丸部分が違う箇所です。

 A部については木ねじを付けて7mmほど浮かせます。

木ねじの仕様:
 直径:φ2mm
 長さ:10mm程度(ねじの頭を含む)

 B部については、ピックアップ側ではなく、本体の板金上にスペーサをかましてやります(後述)。
 


SCPH−3000のピックアップ

SCPH−5500のピックアップ
3)フレキの増設

 SCPH−3000までのピックアップはフレキの長さが足りないので、市販のフレキを用いて延長します(※緑色のはフレキを固定するためのテープ)。

 ピックアップのフレキに、追加するフレキを直接はんだ付けしますが、汎用性を考える場合はFPCコネクタを追加するフレキ側にはんだ付けします。
 また、はんだ付けした後はテープなどで絶縁することをおすすめします。

 なおフレキの仕様は下記の通りです。フレキ(またはFPP)は、各社ありますので、手に入る物を使用してください。

・メーカー:住友電工、藤倉電線など
・フレキの配線ピッチ:1.0mm
・フレキの配線長  :240mm程度
・配線本数     :16ピン
・(FPCコネクタ) :16ピン(またはそれ以上のを購入し、端に合わせ使用するピンだけ配線)

 
 フレキは必要な長さにあわせてますが、買ったものが長すぎる場合は適当な長さに切ってから、カッターのエッジを使って線を露出させます(写真は線を露出さえたもの)。
 なお、線を露出させる向きに注意!
 線は本体基板のコネクタに合うように2,4、6・・・16番ピン側が露出するようにはがします。

 ※現在、一部の画像がHP容量の関係上表示できません。容量拡張中ですので数日お待ちください。
 


フレキ増設後の例


フレキ増設後の例


フレキメーカー表示


フレキはんだ付け例


フレキ接続部


フレキの配線を露出させる
(露出させる向きに注意!!)

4)B部について

 ピックアップを本体の板金上に載せた際に補助的な支えとなる10mm程度のスペーサを、ピックアップではなく板金上に設けます。
 スペーサは、浮かせるためなら何でもいいのですが、万が一、外れた時のショートを避けるために、非導電製の物をおすすめします(写真はゴム板を重ねて使用)。
 両面テープ等で固定します。


B部の当たる部分にスペーサをかませる
B部の当たる部分にスペーサをかませる





2.履歴

 2000年12月23日 Rev.1 公開


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