2002年02月03日 Rev.4


サターンのパワーメモリにアクセスランプを付けよう!の巻 

本記載事項によって生じた、いかなる故障、破損その他のクレームには
応じられませんので、各自の責任のもとで行ってください。

1.概要 

 ゲーム中、いつアクセスしているか分からない(時もある?)パワーメモリへのアクセスランプ取り付け方法を示します。 
 

2.対象パワーメモリ

 本改造記事は外装のシールやPCBに以下の番号が記載されてるものを対象としています。このため、これ以降に発売されたパワーメモリは改造方法が異なる可能性があります(今回は対象ロットのみ方法を記載)。これらと同じでない場合は、回路図と同様な回路をそれぞれ個別に構成するなどします。 

 メモカ外装シールの番号:670−5847 
 メモカ基板の形番号   1)171−6879D 
                2)171−6879C−01 
  
3.部品表
 

部品名
個数など
ワイヤ、はんだ
適当
LED
1個
74HC04(フラットタイプ)SOP
1個
抵抗
100〜500Ωを1個

 注意点:
・フラットタイプの74HC04は、出来るだけ薄いものをおすすめします。そうでないと、メモカのケースに入れにくくなります。LEDは適当でかまいませんが、高輝度タイプの小型のものがいいかもしれません。
・ワイヤはジュンフロン線でもいいのですが、硬いので、より線タイプの細いやわらかいものの方がいいかもしれません。

4.接続方法

1)信号の取り出し

 フラッシュメモリの端子「CE#」には、フラッシュメモリをアクセスする最の信号が入力されています。
 そこで、この端子か、またはこの端子の延長上にある74HC00の8番ピン(基板のロットによっては74LV00の8番ピン)より、LEDを駆動するための元の信号を取り出します。
 なお、今回対象としたパワーメモリのOE#信号は既にLowに固定されており、使用できません。

2)取り出した信号の接続

 CE#から取り出した信号をNOTゲートを2回通し、その出力(負論理)にLEDを取り付けます。
 前回はLEDのアノードをNOTの出力に、カソードをGNDに落としていましたが、今回はGANEX氏からの助言により、論理を逆にしました。電流制限抵抗を入れたので、前回より明るくLEDが光ると思います。また、未使用のNOTゲートは、その入力を固定します(5,13,11,9ピン)。出力(6,8番ピン)は解放にしておきます。
 LEDは、ケースを加工してLED取り付け穴を作り、固定します。
 


回路図修正版


4Mフラッシュメモリ ピンアサイン


74HC04ピンアサイン





5.その他

 パワーメモリのスロット接続不良をLED点灯で判別する方法について

 サターンのスロットは接触不良が発生して、そのまま使っているとパワーメモリのデータが壊れたり、認識しなくなったりします。今回のアクセスランプを取り付けることによって、簡易的にパワーメモリ接続の良否を判定できます。判定方法は以下。

 1)アクセスランプが点灯しない場合:スロットの接触 不良
 2)アクセスランプが一瞬暗く点く  :スロットの接触 不良
 3)アクセスランプが明るく点く    :スロットの接触 良好

 GANEX助言どうも!

6.参考資料

  ・AMD Flash Memory Products 1992/1993 Data Book/Hand Book

7.変更履歴

 2002.02.03 Rev.7 配線写真は74HC02を使った場合の回路だったので74HC04のと異なりました。
                  写真を削除し、配線図を訂正。
 2001.06.09 Rev.6 図と写真サイズを修正
 1999.09.15 Rev.5 写真番号追加と一部文章の修正
 1999.09.14 Rev.4 パワーメモリの基板と動作中の写真を追加
 1999.01.09 Rev.3 LED表記及びコメント追加、パワーメモリのロットの違いを記載
 1998.12.19 Rev.2 回路図中の論理変更および抵抗を追加、文章を修正
 1998.10.28 Rev.1 記述をちょっと修正
 1998.10.21 Rev.0 新規作成
 

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